
「食べること」は、すべての人の物語。
今回の「ap bank ダイアローグ」では、「私にとって食べるとは何か?」をテーマに、多様な視点を持つゲストたちとともに「食」を見つめ直します。
このイベントは、講演を「聴く」のではなく、一緒に「語り合い」「感じ合う」時間です。
ゲストは講演者ではなく、参加者とともに一つのテーブルを囲む「ストーリーテラー」。それぞれがの体験を語り、聞き、問いを交わすーーそんなフラットな場で、食の持つ意味や可能性を再発見していきます。
一緒に小さな円卓を囲みながら、
・自分にとっての「食」の記憶
・食の選び方や背景
・食を通じて感じた違いやつながり
について自由に語り合います。
さらに、感じたことや印象に残った言葉を、色やかたちで表現するアートワークの時間も。
言葉だけでは伝えきれない「心の声」にも耳をすませるワークショップです。
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「知る、話す、世界が広がるーー「食」の多様性をめぐる対話」
【イベント概要】
日時| 2025年4月26日(土)
時間| セッション1:11:30〜12:30
セッション2:13:30〜14:30
※各回とも内容の構成は同じですが、毎回異なるゲストのテーブルにご参加いただく形式となっています。
そのため、別のゲストのお話も聞いてみたい方は、両方の回にご参加いただくことも可能です。
会場| KURKKU FIELDS「TINY HOUSE VILLAGE」エリア
〒292-0812 千葉県木更津市矢那2503
参加費|500円
参加人数| 各回最大20名(少人数の対話形式)
形式| ゲストとのテーブルトーク/対話型セッション
主催:ap bank
共催:KURKKU FIELDS / Culmony / ichi commons
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参加をご希望の方は以下よりお申し込みください。
みなさんのご参加を心よりお待ちしております。
▶︎お申し込みはこちらから(peatixページに遷移します)
セッション1 :11:30〜12:30
セッション2 :13:30〜14:30
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【ゲスト紹介】
本イベントでは、「語る人」と「聞く人」がはっきり分かれているわけではありません。
ゲストスピーカーだけでなく、 参加者ひとりひとりが「ストーリーテラー」。
ゲストの体験からインスピレーションを受け、自分自身の食にまつわるストーリーを見つめ、語るきっかけを得る場となります。
*[4/10追加]ANTCICADA代表の篠原祐太さんの参加が決定しました。
● 林リダ ムスリマ/ミックスルーツ/こども支援
パキスタン人の父と台湾人の母を持ち、日本で育ったムスリム女性。大学で物理学を学び、理科教員として勤務した後、現在は日本で育つムスリムの子どもたちへの支援に取り組む。文化や宗教、アイデンティティが交差する日常の中で、食の選択がどのような意味を持つのかを振り返ります。
● べドーラ レイチェル 日本在住アメリカ人/ベジタリアン
アメリカ出身。高校時代の日本留学をきっかけに、日本と深く関わるように。その後も複数回の留学を重ね、日本で英語教員などを経験。倫理的な理由からベジタリアンとしての食生活を??年以上続ける。単なる食のスタイルにとどまらず、生き方や社会との関わり方として“食を選ぶ”とはどういうことかを問い続けている。
● 伊藤雅史 オーガニック農場「耕す 木更津農場」スタッフ
レストランで食材の物語を伝える仕事から、生産の現場へ。現在は木更津で有機野菜を育てながら、都市と自然をつなぐ役割を担う。「なぜ農業を始めたのか」「誰に、どんな思いで野菜を届けたいのか」──農業の経験から“つくる人”としての食の選択を語る。
● 中村圭 KURKKU FIELDS スタッフ/食と異文化理解をつなぐ旅人
スローフードの本場イタリアで食科学を学び、「食は文化をつなぐ言語」だと実感。現在はKURKKU FIELDSで“食べることを見つめ直す場”をつくっている。今回は、自身の旅路と「正しく食べる」をめぐる気づきを共有しながら、食のあり方を柔らかく問い直す。
● 篠原祐太 ANTCICADA代表/昆虫料理のシェフ
「地球を味わうレストラン」ANTCICADAの代表。自然や生き物への愛を、コオロギラーメンなどの創作料理で表現する。「食べることは、いのちと向き合うこと」。新しい食文化の可能性を語る。
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【モデレーター紹介】
「ap bank ダイアローグ」は異文化間教育や多様性のある社会コミュニケーションのあり方について研究されている岩澤直美さんと協働でプログラムを実施します。多様なストーリーテラーとの出会いと、参加者との対話の先にある未来の可能性を皆さんと一緒に考えていきたいと思います。
● 岩澤直美 Culmony代表/教育・ダイバーシティ分野のワークショップデザイナー
異なる背景や価値観をもつ人々がフラットに語り合う“対話の場”を全国各地で創出。教育現場や企業研修などで、多様性を力に変えるコミュニケーションのあり方を探求している。
●山本結香子 Culmony 多文化理解ファシリテーター
異文化理解をテーマに、対話を通して「違い」を学び合うワークショップを企画・実施。誰もが安心して声を出せる場づくり、アートを通じた自己表現を大切にしている。
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「ap bank ダイアローグ」は、異なる背景や価値観を持つ方々が自分の「ストーリー」を語り、参加者はストーリーテラーとの出会いと対話を楽しみ、お互いの共感を深めることを目指す場です。 ap bank dialogueについてはこちらから。